▼滑り止め効果の確認
 滑り止め処理の必要性や効果の確認は、これまでは滑りやすさを人の感覚で評価する官能検査に基づいていましたが、個人差による影響も大きく、現場において簡便かつ客観性のある評価方法の開発が大きな課題となっておりました。
スキッドレスシリーズでは、独自に開発した装置を用い現場において施工前と施工後の床の現場すべり抵抗(GSR)を測定し、滑り止め効果の確認と管理を行っております。
                      ※現場すべり抵抗(GSR:Genba Slip Resistance)
▼現場すべり抵抗(GSR)試験の概要


 GSRとは現場で測定したその床の滑り難さ(又は滑り易さ)の指標で、滑錘(すべり片)を水平に引っ張り、滑り出す瞬間の最大引張力Pを滑錘の重量Wとの比で表します。
したがって、GSRが大きい ⇒ 滑り難い、 GSRが小さい ⇒ 滑り易い ということが分かります。
多くの現場試験から、滑りにくい安全な床のGSR値は0.4以上必要であることが実証されています。
▼現場すべり抵抗(GSR)値のイメージ
現場すべり抵抗(GSR)値を滑らない限界の坂の角度で表すと下図のようになります。
  @GSR=0.3        AGSR=0.4          BGSR=0.5
 
@ GSR=0.30の床は、滑らない限界の坂の角度が約16.7度。
A GSR=0.40の床は、滑らない限界の坂の角度が約21.8度。
B GSR=0.50の床は、滑らない限界の坂の角度が約26.6度。


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住まいの床ドクター
スキッドレスシリーズ施工・販売特約店
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試験事例その2
●試験月日::2014年11月16日   ●場所:新潟市 S様邸 玄関ポーチ
●床材質:磁器タイル   ●状態:水濡れ状態    ●処理工法:スキッドレス処理
【処理前】 【処理後】
        滑錘 W=5.60kg (標準滑り片)
       平均Pmax=1.86kg         平均Pmax=2.54kg
       平均GSR=0.333<0.4         平均GSR=0.453>0.4
GSR値が処理前0.333から処理後0.453となり、1.36倍滑りにくくなったことが分かります。

【お客様の声】
以前から多少の滑りは感じていたものの特に不自由とか怖いと思うことも無かったが、年齢とともに雨で濡れている時など危険を感じるようになってきました。予防安全の観点から今回の処理をお願いしましたが、十分に満足出来るものでした。

試験事例その1
試験月日:2014年3月29日    ●場所:新潟市 K様邸 玄関ポーチ 
●床材質:磁器タイル   ●状態:水濡れ状態    ●処理工法:スキッドレス処理
【処理前】 【処理後】
      滑錘 W=5.25kg (標準滑り片)
      Pmax=1.63kg       Pmax=2.75kg
      GSR=0.310<0.40  滑りやすい       GSR=0.524>0.40 滑りにくい
GSR値が処理前0.310から処理後0.523となり、1.70倍滑りにくくなったことが分かります。
【お客様の声】
今までは雨や雪で床が濡れていると、注意していても何度も滑って転んでいました。
幸い大きな怪我もなく、仕方がないと諦めていましたが、本当に滑らない床になり驚きました。これからは安心して出入りできそうです。
▼現場すべり抵抗(GSR)試験データ(スキッドレス処理)
 スキッドレス処理(タイル・自然石床)させて頂いた施設での処理前と処理後のGSR値の一覧です。 (滑錘5kg級、標準スベリ片による湿潤状態での試験)
 施工させて頂いた全ての事例で、滑り易くて危険・不安と感じていた床がスキッドレス処理後は滑り難く安全・安心できるとの評価を頂きました。
本事例(27件)のGSR試験結果では処理前の平均GSR値は0.349、処理後の平均GSR値は0.486、滑り止め効果の平均倍率は1.40倍であることが分かりました。
濡れると滑り易いタイルや自然石の場合、一般的な条件下で安全の目安となるGSR値は0.4以上必要であることが実証されました。
※乾燥状態でのスベリを防止する「スキッドレスコートドライ」処理のGSR試験データは現在収集中でが、滑り片をフェルト(靴下を想定)にすることで、ほぼスキッドレス処理の場合と同様の結果となっております。
試験事例その3
●試験月日::2014年11月22日 ●場所:富山市 北陸地域づくり協会富山支所 様 ポーチ
●床材質:御影石   ●状態:水濡れ状態    ●処理工法:スキッドレス(S)処理
【処理前】 【処理後】
       滑錘 W=5.60kg (標準滑り片) 
       平均Pmax=1.70kg         平均Pmax=2.39kg
       平均GSR=0.304<0.4         平均GSR=0.427>0.4
GSR値が処理前0.304から処理後0.427となり、1.40倍滑りにくくなったことが分かります。

【お客様の声】
効果は絶大なのですが、もう滑らないのが当たり前になって、スキッドレス効果を体感できない
という指摘が出ています。

試験事例その4
●試験月日::2014年11月07日、12月23日  ●場所:新潟市 T様邸 居間
●床材質:フローリング ●状態:乾燥状態 ●処理工法:スキッドレスコートドライ(H)処理
【処理前】 【処理後】
滑錘 W=5.60kg (フェルト滑り片) 
平均Pmax=1.33Kg 平均Pmax=2.39Kg
平均GSR=0.238 平均GSR=0.426
GSR値が処理前0.238から処理後0.426となり、1.79倍滑りにくくなったことが分かります。
【お客様の声】
飼われているワンちゃんがソファに上がるとき滑ってジャンプに失敗することも有ったそうですが、その心配も無くなり、無臭、光沢、WAX不要等200%満足との嬉しいお言葉を頂きました。
試験事例その5
●試験月日::2014年12月14日、12月22日  ●場所:田上町 T様邸 居間
●床材質:フローリング ●状態:乾燥状態 ●処理工法:スキッドレスコートドライ(H)処理
【処理前】 【処理後】
滑錘 W=5.60kg (フェルト滑り片) 
平均Pmax=1.42Kg 平均Pmax=2.32Kg
平均GSR=0.253 平均GSR=0.414
GSR値が処理前0.253から処理後0.414となり、1.64倍滑りにくくなったことが分かります。
【お客様の声】苦労していたワックス掛けも不要で、お掃除も楽になりました。
試験事例その6
●試験月日::2015年1月11日、25日  ●場所:新発田市 K様邸 居間
●床材質:フローリング ●状態:乾燥状態 ●処理工法:スキッドレスコートドライ(H)処理
【処理前】 【処理後】
滑錘 W=5.60kg (フェルト滑り片) 
平均Pmax=1.28Kg 平均Pmax=2.64Kg
平均GSR=0.229 平均GSR=0.471
GSR値が処理前0.229から処理後0.471となり、2.06倍滑りにくくなったことが分かります。
【お客様の声】掃除も簡単で、ワンちゃんのおしっこの浸み込みの心配も無くなりました。
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GSR:現場すべり抵抗
Genba Slip Resistance)
試験事例その7
●試験月日::2015年5月26日  ●場所:新潟市秋葉区 建物工房すまいる様 展示床
●床材質:フローリング●状態:乾燥状態●処理工法:スキッドレスコートドライ(H)処理
【処理前】 【処理後】
滑錘 W=5.60kg (フェルト滑り片) 
平均Pmax=1.44Kg 平均Pmax=2.66Kg
平均GSR=0.257 平均GSR=0.475
GSR値が処理前0.257から処理後0.475となり、1.85倍滑りにくくなったことが分かります。
【お客様の声】靴下履きの状態では、滑り止め効果の違いをはっきりと実感できます。
試験事例その8
●試験月日::2015年6月5日  ●場所:新潟市北区 (株)ケアサポート新潟 様 ポーチ
●床材質:磁器タイル ●状態:湿潤状態 ●処理工法:スキッドレス処理
【処理前】 【処理後】
滑錘 W=5.60kg (標準滑り片) 
平均Pmax=2.01Kg 平均Pmax=2.90Kg
平均GSR=0.359 平均GSR=0.518
GSR値が処理前0.359から処理後0.518となり、1.44倍滑りにくくなったことが分かります。
【お客様の声】頑固な汚れも取れ、滑り止め効果の違いがはっきりと実感できました。


(一級建築士)

すべり止め効果を数値で確認

▼現場すべり抵抗(GSR)試験事例

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